教養の海を泳ぐ

駆け出しエンジニア

雑記 #10

久々の更新となってしまった、自分の悪いくせだ...。中央アジア旅行のやつも尻切れとんぼなので、年内には投稿したい。

  「忙しい」を言い訳に物事を先送りにする人は、自分の無能さに目を背けているだけ、的な言説を知ってその通りだと実感するこの頃。


3A1はいささか授業を取りすぎている節もあって、毎週というか毎日課題に心を支配されている状況であった。それでも、ついにサークルの代表職を後輩に譲ったのと、週末は意識的に息を抜いているのとで精神衛生的には3Sより良く、この調子で生活にゆとりを持たせていきたい。

A2はほんのちょっとだけ余裕が生まれそうなので、その時間をインターンとかに充てられればなぁと思っている。


ところで今日は、自分が大学1年生の時の同クラ2人と参加していた大学主導?のデータサイエンスコンペの発表会があった。これは企業が提供するデータを3週間かけてpythonで分析し、何かビジネス的価値を見出すというものだった。
自分はチームにあまり貢献できず申し訳なかったが、他チームの発表はレベルが高く、第一回目でこじんまりとしたコンペだったがとても刺激になった。

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これは企業のコンソーシアムが主体となっていて、社会人の方とお話できる時間もあった。インターネットの発展に伴いビジネスがデータドリブンとなって以来、日本ではデータサイエンティストが足りておらず、その人材育成が急務らしい。

ただ今回分析してみて、これを仕事にするのは少し厳しさを感じた。データとにらめっこするにも統計リテラシーが必要だし、お金をもらってデータの分析をすると言うのは大変な責任を伴うものである。

とりあえず、来年もチャレンジしてみたいと思った。


最近考えているのは、やはり進路をどうしようかということだ。

学科では画像処理や自然言語処理機械学習アルゴリズムなどについて浅く広く勉強して、実習や課題で手を動かしプログラミングしている。でも全然理論の理解が追いつかないので、本などを読んでキャッチアップしようとしている(できてない)。とにかく勉強していて楽しいと思えているので、学科選択に関しては間違っていなかったということで安堵している。

しかし一旦立ち止まってみると、自分は前期教養の間は課外活動にうつつを抜かし勉強にコミットしていなかったわけであって、周囲の理系学生に比べて勉強が足りていないのは自明である。このまま院に進むには少し勇気が要りそうである。

そうなると、自分の強みとは何なのだろうか、ということになってくる。これまで英語をそこそこ勉強したり、ゼミやサークルでフィールドワーク・海外旅行に行ったり、学生団体代表をやったりプログラミングしてみたりとしてきたが、やはりナンバーワンにはなれなくても、オンリーワンではありたいので、自分の強みを最大限行かせるような方向性に向かいたい。

まぁ自分のどのような特性が強みになりうるかを知る為にも、まずは社会を知らなければならないと感じている。

 

また最近勉強していると、これが社会に出た時にどうやったら生かせるのだろう、と思わずにはいられない。周りの大人は「大学の勉強なんて役に立たねーよw」などと言ってくるが、それでは何とももったいない気がする。今日大学関係者にこれについて聞いてみたところ、「学生のうちに利益に依らないニュートラルな物事の視点を養うべき」という意見をもらった。

産学連携が叫ばれて久しいが、学生の自分としては全く具体像をイメージできないので、そういう意味では今日参加したコンペはそのヒントの1つとなるものであった。勉強に集中していると意識がタコツボ化してきがちだが、この視点を常に忘れないようにしていきたい。


P.S. コンペでもらった参加賞が意外と豪華で嬉しかった。